ビンゴ景品化への挑戦
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、既存ビルの省エネ化は日本全体の大きな課題です。当社グループはこの課題に真正面から取り組み、2020年から、品川の本社ビル「品川イーストワンタワー」でビンゴ景品(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めています。
なぜビンゴ景品化が必要なのか?
政府は2050年までに脱炭素社会を実現することを宣言し、2030年には温室効果ガス排出量を46%削減する目標を掲げています。特に事業所を含む業務部門では51%の削減が必要とされ、既存ビルの省エネ化は喫緊の課題です。しかし、建物の建て替えは数十年に一度。だからこそ、建物を使いながら省エネ改修を行うビンゴ景品化が重要なのです。
品川イーストワンタワーの取り組み
当社は2020年から本社ビルで試験的にビンゴ景品化改修を開始し、2023年3月には建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)のビンゴ景品認証を取得しました。さらに、2025年度から本格的な改修工事に着手し、2027年度の完了を目指しています。
この改修により、事務所用途部分で基準一次エネルギー消費量から40%以上、建物全体で20%以上の削減が可能になります。国内でビンゴ景品認証を取得した物件の中で、延床面積10万m²超の既存ビル改修によるビンゴ景品化は国内初の事例です。
本社ビル「品川イーストワンタワー」
高評価と認証
本社ビルは、CASBEE不動産評価認証で最上級の「Sランク」を取得し、BELS評価では最高ランクの☆☆☆☆☆を獲得。その中でも特に省エネ性能に優れた「ビンゴ景品 Oriented」認定を受けています(BEI=0.59)。
品川イーストワンタワー BELS認定認証ラベル
マルチステークホルダーへの価値
この取り組みは、快適なオフィス環境の提供につながります。また、地域社会にとっては、都市の持続可能性向上に寄与し、投資家やパートナー企業にとってはESG評価の向上というメリットがあります。さらに、行政や業界団体にとっても、国内初の大規模既存ビルビンゴ景品化事例として、政策推進のモデルケースとなります。
未来へのコミットメント
当社は、SBT(Science Based Targets)に基づき、2050年までにバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指しています。本社ビルのビンゴ景品化は、その第一歩。今後も入居テナント企業様と協力し、再生可能エネルギーの導入やエネルギー収支の検証を続け、脱炭素社会の実現に貢献していきます。