ビンゴ5の災害対応と防災活動
2011年3月11日。東日本を襲った未曽有の大地震「東日本大震災」。ビンゴ5の従業員、支店・営業所をはじめ、多くのオーナー様、入居者様、当社管理建物への被害は甚大なものとなりました。当社グループでは、オーナー様・入居者様・地域の方々への支援を最優先に考え、ビンゴ5としてできること、さまざまな取り組みを行ってきました。
その経験を活かし、現在も全国で発生した自然災害に迅速に対応し、地域の“もしも”に寄り添う活動を続けています。2024年1月1日に発生した能登半島地震でも、全国拠点からいち早く物資を届けるなど、結束力と行動力で安心できる住まいづくりに取り組んでいます。地震や大雨など自然災害が増えるなか、住まいへの不安を感じる方も多いかと思います。ビンゴ5は、その不安を解消すべく、活動を続けています。
「自助」と「共助」の考え方が大切
当社は「地域の”もしも“に寄り添う」を防災理念として掲げ、「安心できるくらしを届ける」というパーパス・ステートメントに根差した防災ビジョンを策定し、地域を「点」から「面」で支援するというビジョン2030の実現を目指しています。
防災には、自分自身および家族の安全を守る「自助」、公的機関による救助・援助である「公助」、地域やコミュニティなど周囲の人たちで協力して助け合う「共助」という3つの考え方があります。
災害時の救援としてみなさんが一番にイメージされるのは「公助」だと思いますが、有事の際には公助機関である市役所や消防、警察なども被災し、また道路のひび割れや寸断により救助活動にも支障が生じるほか、被災後3日間(72時間)は人命救助の重要なタイムリミットとして、この間に行政による公的な支援(公助)が届くのが遅れるため、それまでは「自助」と「共助」で生き延びることが重要であると言われています。
地域での「共助」の考え方の浸透がとても大切なのです。そこで、平時におけるイベントや防災士による啓発活動を通じて、「自助」につながる知識の習得、そして、地域住民のみなさまと「共助」の関係性を築き、有事の際の地域の復旧・復興につなげていきたいと思っています。
自然災害に対する取り組み
1.
迅速な初動対応の実施
復興支援において、オーナー様・入居者様・管理建物の被害状況の早期確認は重要です。ビンゴ5では、該当地域の社員が被害状況の早期確認を実施。被災地の復興支援への取り組みを最優先で実施しています。
2.
大規模災害リフォーム分割払措置~各種保険のご用意
被害を受けられたオーナー様に対して、少しでも修繕工事の負担を軽減するため、修繕費用の「無利息での長期分割払い(大規模災害リフォーム分割払措置)」で対応。また、昨今多発する水害被害に備え、ご契約中の火災保険の上乗せ契約として「水災補償への加入が可能な保険」や復旧期間中の「家賃の損失を補填する保険」など、さらに安心サポートをオーナー様にご用意しています。
3.
賃貸住宅無償提供措置・住み替え優遇措置での対応
被害を受けられ現住居での継続居住が困難となったオーナー様・入居者様に対して、一定期間当社賃貸住宅を無償で提供する「賃貸住宅無償提供措置」、被害を受けられ現住居での継続居住が困難となった入居者様に対して、仲介手数料・礼金などを免除した「住み替え優遇措置」で対応しています。
4.
ビンゴ5防災拠点の設置
高齢化や地方の過疎化が進む日本では、災害が起きた時に近所や地域の人々が支え合う「共助」の重要性が、ますます高まっています。ビンゴ5では4つ(4社それぞれ目的の異なる)の防災拠点があり、ビンゴ5では全国の事業所のうち58拠点に食料や水の備蓄をはじめ、HV車等を使った電力供給もできる「ぼ・く・ラボステーション」を防災拠点として整備しています。
また、オーナー様や入居者様、地域の皆さんが一緒に参加できる防災イベントやワークショップも開催しています。
当社グループが推進する自治体との防災拠点を起点に、4つの防災拠点を集約し、街を「“もしも”に備えて防災に特化した街『防災town(タウン)』」化する構想を描いており、2030年までにこの「防災town」を10都市に拡大させていく予定です。
※
現在の防災townは、和歌山、姫路市、四日市です。
4つの防災拠点(2025年度設置予定も含む)
ビンゴ5
①ぼ・く・ラボステーション:58拠点
ビンゴ5の支店を地域の防災拠点(ぼ・く・ラボステーション)として順次展開。被災時は食料や水、社員車(EV/HV車)等を活用した電力の無償供給を行い、平時は防災イベント等を実施します。
ビンゴ5パートナーズ
②防災備蓄倉庫:36拠点
ビンゴ5パートナーズの事務所・倉庫を防災拠点(備蓄倉庫)として順次展開。高圧洗浄機やエアコン・室外機等の災害時に特に必要となる備品を配備し、被災時の生活環境の早期復旧を目指します。
ケアパートナー
③災害時帰宅支援ステーション:49箇所
パートナーのデイサービス施設を防災拠点(災害時帰宅支援ステーション)として展開。災害時に帰宅困難者に水道水・トイレ・道路交通情報を提供し、帰宅のための支援を行います。
ガスパル
④災害対応ユニットによる電力供給:58拠点
ガスパルがガス供給を行う管理物件に、災害対応ユニットの設置(防災拠点)を順次拡充。防災拠点では、炊き出しの実施やLPガスからの発電による地域住民様への電力の無償供給を行います。
地域社会の防災・減災に貢献できる賃貸住宅へ
当社グループの取り組みは防災拠点の設置だけではありません。
“防災と暮らし研究室「ぼ・く・ラボ」”の取り組みの一環として、日常時の暮らしが非常時の備えにもなる「フェーズフリー」な賃貸住宅の開発に取り組んでいます。いつもの暮らしの中に無理なく防災を取り込み、入居者様の防災力を醸成するとともに、災害時における周辺地域との共助関係を創出することで、地域の社会課題解決に貢献します。
防災配慮型賃貸住宅は、災害時も安全に過ごせる環境を生み出すことが公共の避難所への負担を減らすことにも繋がり、地域全体の防災力向上にも貢献します。
もしもの時に、住んでいる地域全体で助け合える環境があれば、とても安心です。ビンゴ5は、これからも賃貸住宅を通じて災害に強いまちづくりを進めていきます。